Farewell

Anna/アンナ   

(目覚めの詩、彷徨う少女、告別の詩)

 

悪習の根付いた村に生まれてしまった双子の姉。
生贄の儀の際に妹のClaraが選ばれそうになったところ、「自らが犠牲になる」と手を挙げた少女。
儀式までの数日間、妹宛てにこの先生きていく上で幸せになって欲しいと綴り続けていたが、村人により妹の手に届く前に焼却されてしまっている。
今は亡霊として何度も教会に閉じ込められ、告別の詩を集め続けるようになった。

Core/コーレ 

 (安寧への祈り)


恋人が戦場に送り出されてしまい、毎日村の小さな教会で祈り続けるも虚しく、

彼女は愛しい人が戦死したという通知を受け取ってしまう。
この時代、戦死者は魔術師が簡単に割り出していたため行方不明者はいない。

故に確定的な死を告げられた。
数週間喪失感に苛まれていたが、哀しみ続けていては彼も浮かばれないと不意に気づき、

祈りを捧げていた教会に足を運び、彼のための鎮魂歌を毎日歌い祈り始めるようになる。
それは彼と彼女双方への救いとなるだろう。

Stella/ステラ  

(星の薔薇)


とある街にある小さな劇場の女優。
色気のある女性には影がある……彼女は一点において偏執的なまでの拘りをみせる。
自分が《ヴァージン》であることに対して異様な執着を持っているのだ。
その為、恋人と愛し合って別れる際は地下室に招きいれ、全員ナイフで「最後の口づけ」をして告別している。
彼女が凶器を向けることの「意味」を知るのは少し後……

Niel/ニール 

(眠り姫に口付けを)


Tiaの兄。
両親は14のときに他界、幼い頃から謎の呼吸疾患にさいなまれる妹を一人で養ってきた。
母の形見の絵本が「荊姫の物語」であったため、妹が本を読んで欲しいと言うと良くこれを読み聞かせしていた。
妹を看取った後はフローリア王宮で暫く、女王の「緑の生きた人形」の世話係であったが、製作者に連れられ消失、現在は城下町の孤児院で小さい子の面倒を見ている。

 

Tia/ティア  

(眠り姫に口付けを、眠り姫の遺言は)


Nielの妹、両親を8歳の時に亡くしている。
謎の呼吸疾患に身を焦がしていた。

そう思っていたのだが、死後にそれが呪いであったことを「コエ」に教えられる。
兄が心配で暫く「コエ」に〈偽天使〉にしてもらい見守っていたが、

ある日。何かに導かれるように輪廻から抜き取られてしまった。
生前は優しくて切ない、僅か14歳の少女であった。

Elwine/エルヴィーネ 

(魔女となりて)

 

美しく聡明な魔術師の女性。
そもそも魔術師というものは、ある血統を持って生まれる。

彼女の生きた時代では、魔術師という存在は世界では〈兵器並み〉に強く恐ろしいものとされていた。
故に、国王に目をつけらてしまった。

夫を目の前で斬首され、妾にされかけたところを、

魔術師最大禁忌の歌声で「エイエンノコモリウタ」を詠唱してしまった。
愛しい人を失い、魔術師としての尊厳をも失い逃走の果てに彼女がたどり着くのは最大……

 

Lamer/ラメー 

(海の歌声)

息子が世界を知りたいと言い冒険に出かけたその日、その息子を無残にもセイレーンに食い散らかされた母。
その日を境に海からセイレーンの誘うような歌声が響いている為、誰も海に出なくなった。

しかし、彼女は息子や同じ船に乗り死者となった者達に毎日手向けの花を捧げるために海を訪れる。
かすかに聞こえる海からの歌声に覚える感情を、彼女はなんと呼べば良いのだろうか?

Clara/クララ 

(告別の歌、光の選択)

 

弊習の続く村に生まれてしまった双子の妹。
内気でさらに気が弱く、姉のAnnaとしか殆どコミュニケーションがまともに取れなかった。
生贄の儀で姉を喪った後、延々と図書室に閉じこもり続ける生活をしていた。

しかし、その日とある魔術書を見つけてしまう。
彼女の望む結果が得られるまで、この告別の物語は流転するだろう。

 

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