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十二月の花姫人形‐春へ至る詩‐
Niel/ニール
出典:眠り姫に口付けを
Tiaの兄。
両親は14のときに他界、
幼い頃から謎の呼吸疾患にさいなまれる妹を一人で養ってきた。
母の形見の絵本が「荊姫の物語」であったため、
妹が本を読んで欲しいと言うと良くこれを読み聞かせしていた。
妹を看取った後はフローリア王宮で暫く、
女王の「緑の生きた人形」の世話係であったが、
製作者に連れられ消失。
城内での職を失った現在は、
城下町の孤児院で小さい子の面倒を見ている。
Tia/ティア
出典:眠り姫に口付けを、眠り姫の遺言は
Nielの妹、両親を8歳の時に亡くしている。
謎の呼吸疾患に身を焦がしていた。
そう思っていたのだが、
死後にそれが呪いであったことを
「コエ」に教えられる。
兄が心配で暫く「コエ」に〈偽天使〉にしてもらい見守っていたが、
ある日。
何かに導かれるように
輪廻から抜き取られてしまった。
生前は優しくて切ない、
僅か14歳の少女であった。
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